職場の安全衛生推進協議会

サイトへようこそ。働く人が衛生的な環境で安全に働けることを目的とした任意団体です。組織向けには職長教育、労働災害防止の研修や安全大会などの講演活動を、個人向けには第一種衛生管理者試験の受験指導などを行っています。

受験指導は、最短2日間で予備知識ゼロから合格レベルまで仕上げるようスケジュールを組んでいます。ご希望があれば各地で少人数での対面講習を行うことができますので、詳しくはお問い合わせください。

講師主催の衛生管理者試験対策講習会は、下記リンクから日程確認とお申込みができます(宮城、栃木、千葉で不定期開催)。また、公的機関である職業訓練校の一部(岩手県)にも同様の内容を提供しており、高評価をいただいています。
https://www.kokuchpro.com/group/eisei/

http://www.ryoban.ac.jp/kousyuannai%207-1-3.html

市原市での実施例(タイムスケジュール)

国家試験合格のコツ

人には長期記憶と短期記憶があります。例えば毎日見る新聞記事の内容などは、会社に出勤して話題にする間は覚えていますが、特に関心のないものは夕方には忘れていたりします。しかしその中でも悲惨な出来事や身近な出来事はずっと覚えていたりもします。
脳のメモリーは、防衛本能などと関連して、自分にとって重要なものや好むものだけを長期記憶に留めるよう、自動的にあらゆる情報をフィルターにかけているのです。

このことを裏返せば、「嫌々やる勉強が頭に入らない」「自分の仕事に関係ない勉強がうまくいかない」のは当たり前なのです。無意識のフィルターが働いているのですから、意識的に変えるのは難しいことです。

ではどうすれば良いでしょうか?一言で言えばその対策は、「好きになること」「関心を持つこと」なのですが、そうは言ってもそれができない、とお悩みの方は、以下のヒントを参考にしてください。

1:身近なものや状況に関連付ける
  (衛生管理者の勉強は実は身近な事が多く含まれています)
2:教材を何度も変えない
  (読みやすい教材を探し、それを使い続けることが関心を高めるコツです)
3:少しでもいいのでテキストや問題を毎日眺める
  (寝る前や入浴時、休み時間、起きたときなど、時間を決めてルーティン化する)
4:わからない言葉がでてきたら放置せずその場で調べる
  (ゆっくりでもいいので1つ1つ理解してから先に進んでください)

他にも、学習時や試験本番でのコツがたくさんあります。直接講習会ではトータルでご説明いたしますので、独学では難しいとお感じの方は、直接ご連絡いただくか、「こくちーずPRO」で告知している講習会にお申込みください。

巷にある受験準備の考え方で明らかに間違っていると思われるものが2つあります。「語呂合わせで楽に覚えよう」「最低点で合格しよう」の2つです。

「語呂合わせ」は数か所使うくらいならいいのですが、記憶に関する研究では、学んでから4時間で人の約6割の記憶は失われます。語呂合わせなどは私たちの人生に何も関係がない単なる受験テクニックなので、むしろ覚えにくく忘れやすいため有効とは言えません。時間の無駄と考えるべきです。しかも衛生管理者資格を得た後には社内の衛生管理者としての実務があるのですから、語呂合わせはそこでは何の役にも立ちません。学習範囲をしっかり理屈で覚えたほうが長い目で見れば明らかに効率的ではないでしょうか。

「最低点で合格」というのも学習理論に反するものです。学生の頃、ほとんどの人はテストで100点を取ろうと思っても100点を取れなかった経験のほうが多いはずです。つまり最低点を目指していたら最低点すら取れないことは明らかなのです。

実際に上記のようなうたい文句の受験指導団体や企業があるのですが、そこで学んでも全く合格できなかった方がたくさん当講座に来ています。こうした団体のサイトには高い合格率を書いてあるものもありますが、細かく読んでみるとどこも「1回で合格」とは言っていません。つまり、受講者自身が頑張って受かったり、他の講座も併用していたり、何度も受験したりしている人を全部含めて「合格率」と言っています。厳密にその講座だけを受けてうまくいっている人がどのくらいいるかは調べられないのです。くれぐれも教材、講座選びはよく考えて選択してください。

◆オリジナルテキストの直接販売はいたしておりません。

オリジナルのテキストは、東磐職業訓練協会(岩手県一関市)様、または講師が主催する直接講習の参加者のみに提供しています。職業訓練協会では年1回(7月頃)に定期開催を行っています。講師主催の講習会は不定期で、那須塩原市、仙台市近郊で行っています。ご興味のある方はお問い合わせください。

東磐職業訓練協会

◆「第一種衛生管理者」国家試験 これまでの公表問題と解答はこちら(解答のみで解説はありません)

これ以前の公表過去問題も保持しておりますが、近年の大幅な法改正で、今では正解が変わっている問題も数多く出ています。あまり古い過去問をやるのはお勧めしません。直近3回分くらいをやってみて、すべての選択肢の根拠をテキストで確認していくやり方をお勧めしています。以下、念のため、平成30年以前の公表問題もそのまま掲載いたします。

◆採点しやすい過去問の解答用紙(印刷用)を用意しています。こちらからダウンロードしてお使いください。